五輪塔のある墓
輪塔(ごりんとう)は、上から宝珠形=空輪、半月形=風輪、三角形(または笠形、屋根形)=火輪、円形=水輪、方形=地輪によって構成されており、古代インドにおいて宇宙の構成要素・元素と考えられた五大を象徴しています。
江戸時代から普及し始めた和型のお墓よりも古い平安時代に貴族や権力者のお墓として造立されました。
主に供養塔・墓塔として使われる仏塔の一種で、五輪卒塔婆、五輪解脱とも呼ばれています。
墓地名:宝泉寺(10平方メートル)
石の種類:牛岩青石(愛知県岡崎市)
ご先祖様のお墓を五輪塔にしました。ご先祖様の古いお墓の管理が大変だったため、次の世代のことを考慮し、先祖代々の供養塔として五輪塔を建立されました。
墓地名:みどりが丘公園(12平方メートル)
石の種類:黒御影石(インド)
向かって右側に五輪塔、左側にデザイン墓石のお墓。
出身地の八丈島のハイビスカスをデザインに取り入れました。五輪塔は先祖代々の供養塔として建立されました。